三河ラーメン食べ歩き、刈谷編⑭俺の夢

JR刈谷駅から、徒歩2分くらい。
人生の決められたレールの上をひたすら進んで行くだけの、夢もちぼーも無い人々に、一杯のラーメンで明日への活力を与える、そんなラーメン屋に私はなりたい……と言ったかどうかはわからないが、結構長く続いている処である。

前回訪れた『らいこう』と同様、オープン当初に行ったきりなので、今日までに評価が賛否両論ひどく分かれる様になった理由を確かめに行くことにした。

店に入ると外人のアルバイトが水を汲んで注文を取りにくる。おそらく、日本人のアルバイトは勤勉でないからだろう。
しばらくしてやって来た店主は、ひたすら調理に没頭しているようで、ちゃんと客の出入りを見ていてテキパキとアルバイトの足りない部分も含め、いろいろと捌いていく。
接客が良くないと言われているが、自分が居た時はそのようなことはなかったから、常連が来る時間帯だけなのだろう。

ほどなく着丼……。

《和風豚骨醤油らーめん、塩チャーハン》

しばらくほっておくと、表面に薄い膜が出来てしまうが、スープは濃厚ではなく、あっさり目で中途半端な味の仕上がりの豚骨醤油なため、どうもすべて飲み干したいとは思わない。
食べ終えた隣の客も半分以上残していた。

チャーシュー、メンマ、海苔や麺も月並みで、これといって特徴は無し、リピートするにあたわずの代物だった。

塩チャーハンは、その名の通り塩辛いのはやむを得ないが、もう少し油っぽさが無くなれば、そこそこおいしくいただけるのではと感じた。

立地条件が良いことで繁盛しているうちに、味が経年劣化したのか、初心に戻って精進して欲しいものである。

そつ言えば、個人的にマルちゃん唯一のヒット商品『俺の塩』も余分なことをして、仕様を変える度に味が落ちてきたなぁ……。