三河ラーメン食べ歩き、豊橋編39歩く花

豊鉄バス停南牛川から、徒歩5分くらい。
通り沿いには『oribe』や『でこちゃん』があり、角を曲がると移転した『政次郎』もある。
オープンしたばかりの店に行くとろくなことがないのだが、最近はリピートするラーメン屋を除いてハズレばかりなので、何となく訪れてみる。

開店5分前くらいで既に外には10人以上並んでいる。カウンター8席のみしかないから、上手く回して貰わないと、かなり待たされることになる。
何とか食券を買える順番になって、中に入り厨房を観察すれば、今まで行ったラーメン屋の中でも最低の手際の悪さであった。

自分はお腹に余裕があったら、ついでに『政次郎』に寄ってみようと思って、つけ麺だけにしたのだけれど、先に入ったお客は醤油ラーメンも合わせて二杯頼んでいる人ばかり。
当然回転率は非常に悪くなり、この日の各々25食限定数も速く減る。
自分がカウンターに案内される前のお客は、ラーメンをつけ麺に変更されて、券売機の設定を25食で売り切れになるようにしておけ!とご立腹だった。
最も、そこに気が回るくらいであれば、一人でも多くの人にお店のラーメンを食べてもらうため、一人一杯にするとかの配慮をするだろう。
顔見知りには、長く待たせたことを謝っているが、他の客にはそんな素振りは微塵もなく、作業も無駄だらけである。
待つこと一時間四十分、ようやく注文の品が提供される。

《つけ麺》

まずは、つけ汁だけ少し掬って舐めてみる。
甘味のあるカツオ豚骨風味で、味の調整は卓上にある調味料でお客の好みにするようにしてある。
麺は最近のつけ麺に見かける、個人的に苦手なタイプ。
二種類あるチャーシューや、ショボいメンマ、ほうれん草等と絡めて食べていくうちに、どんどんつけ汁が甘くなっていく。
飽きてきたので、アクセントをつけるためレモンを少し絞ってからいただくと面白い味になる。
いろいろ工夫されていて、そこそこ美味しい個性のあるつけ麺だ。

量が結構あったため、ついでに「政次郎」は断念した。

《鶏だし醤油ラーメン》

提供された丼の中身は、どこかで見た様な配置のラーメン。スープを啜れば、『善の家』の味に何となく似ており、甘味があって油っぽい。
箸を進めていくうちに、豊橋の他のラーメン屋のいいところだけをチョイスして作られた、オリジナリティーは無いが、まあまあな仕上がりになっているモノだと感じる。

まあ見た目『善の家』なだけの、くそ不味い『隼善』でお金をどぶに捨てるより、こちらに来た方が遥かにましではある。
なれど、相変わらずの手際の悪さと接客のお粗末さがあるため、『善の家』に近い味が恋しくならない限りは、わざわざ足を運ぶほどでもない。

だが次に食べるとしたら、ラーメンよりはつけ麺を選ぶだろう。

いずれにせよ、気が向いたら行ってみようくらいな処だった。