三河ラーメン食べ歩き、岡崎編⑰らーめんふじ美

名鉄バス停岩津百々から、徒歩6分くらい。
ミステロンに捕獲され、正気を取り戻してから移転した鶏白湯とあごだしそば専門の店である。
移転前に行ったきりだったため、かなり久しぶりの訪問となる。

《鶏白湯しょうゆ、ミニチャーシュー飯》

ひと口スープをれんげに掬って飲む………美味い!
思わず声に出してしまうほど完成度が高い。
細麺の茹で具合も完璧で、箸が止まらない。
チャーシューは柔らかく、味付けもラーメン全体のバランスを絶妙に支えている。
味玉は、量が少なめの丼のちょっとした満腹感を与えてくれる役割をはたしている。
具材がハーモニーでシンフォニーなコンチェルトとなった見事なエンジェル戦隊の攻撃である。

大盛も注文出来るけれど、敢えて普通にした方がいいだろう。
と言うのも、もう一杯別のラーメン屋に行ける余裕がお腹に出来るからだ。
とはいえ、ここのラーメン食べてから他に行くと、何処も美味しくないと感じてしまうから、逆にするのをオススメする。

遠いが毎週でもリピートしたくなる、今や閉店してしまった小垣江の『まるやす』以来の素晴らしいラーメンだった。

《焼きあごラーメンしょうゆ》
先週べた褒めした鶏白湯しょうゆ……更に期待して、納得がいかないと作らないというあごだしを注文してみる。
うーん、かなりあっさりしたスープである。
ほんのり微かにあごの味が口に伝わる程度で、生臭さも無い。
これを物足りないと感じるか、美味しいと感じるかは人によるだろう。
何れにせよ、手の込んだラーメンということは確かなので、一度は試して欲しい。

《鶏白湯しお》
自分の好みのしおではないが、箸を進ませる確かな味がある。
麺と絡めつつ、チャーシューも少しずつ大事にいただく。
なれど、あっという間に平らげてしまい、もう一杯欲しくなるところを我慢する。
お腹に若干の余裕を持って、次のラーメン屋をはしごするのだった。

《濃厚鶏白湯しょうゆ》

前日に蒲郡の『和み』の鶏そばを食べたが、やはりこちらの方が格段に美味しい。
濃厚なスープが麺に絡みつき、もったいないと思いつつも、どんどん丼の中身が減っていく。
そして、次回は大盛にして楽しもうと誓うのだった。

《濃厚鶏白湯しお、大盛》

気まぐれに土曜日に訪れたら、材料不足で臨時休業になっていた……で、大ハズレな鶏白湯の店を経て、どうしても食べたい病にかかりやって来た。

味は今さら言うまでもない、今回も有り難く頂戴した。

一通りの鶏白湯をいただいた総評としては、最初の「鶏白湯しょうゆ」が一番自分の口に合った。
なれど、ボードに書いてある他の種類のラーメンも試してみたくなる。
月に一度は、禁断症状が出てリピートするだろうから、その時に店主の腕前を確かめてみるとしようか……。


いつまでも息の長い不死身な店として、ずっと続けて欲しいものだ。