三河ラーメン食べ歩き、岡崎編41天和

名鉄バス停緑丘から、徒歩3分くらい。
古くからある中華料理店で、若い頃仕事帰りに数回寄った覚えがあるが何を食べたかは記憶にない。そして、三ヶ月ほど前に『三田製麺所』の口直しにと「天和飯」を食べて今一つだったので、もう訪れることはないと思った処だ。
ただその時に、麺類をいただいていなかった為、今回こちらの看板ラーメンの味を確かめることにした。
カウンターでは、携帯スマホ禁止なので、『百合家』と同じく中途半端な料金で消費税っぽいのが付く旨の注意書のあるメニューや、年配のご夫婦が次々と入ってくる客の注文を手際よくこなしていくのを眺めて待つ。

酸辣湯麺、炒飯》

個人的に見た目にそぐわない味がする食べ物は苦手で、例えばマックグリドルやフレンチドレッシング味のポテチ等が嫌いである。
最近若い人に評判なトムヤムクンヌードルも、一口食べて流しへ廃棄したほどだ。
なので、頼む前に大丈夫かと自問自答したのだが、一度は食べてみないとわからないという好奇心の方が勝ってしまった。
…で、案の定スープは酸っぱく胡椒がよくきいて辛めの仕上がりになっている。
自分の頭の中では、甘味と酸味が融合したコクのあるモノを想像していたから、全く異なる味にどう処理したものかと途方に暮れる。

まあ深く考えず食べ進めていくと、茹でた麺がほぐれておらず、玉をそのまま丼に入れた感じだった。
これはいかんだろう!
細切りニンジン、木耳、モヤシ、椎茸、豚バラ少々
の具材を箸でほぐした麺と一緒に啜りながら、なんとか食べきろうと試みる。

とはいえ、スープは大量に残ってしまうのは致し方なく、作ってくれた調理人への礼儀として、最低限の量は飲もうと、椎茸の甘味やあっさりしすぎな炒飯を駆使して飲み干そうとするけれど苦戦…それでも、一応半分以上お腹に入れた。

尚、炒飯も美味しくなかった。

《天和飯》

岡崎の外れにある『らーめんハウスとん珍館』のとん珍飯劣化版で、量も質も全く満足のいくモノではなく、味覚飯と同じ印象だった。

結論として、自分が苦手なラーメンだったことを差し引いても、先週行った『三味』の様な感じで、中華料理のレベルは低くどれも美味しくないので、もう訪れることはないだろう。

さて、岡崎の町中華巡りはこれにて終了になる。
何十年か振りに行こうと楽しみにしていた店が、つい最近閉業しまったからで、二代目に替わって以来、利益優先で味は二の次な夜営業のみの店に成り下がった某中華料理屋は対象外とする。

そんな訳で気を取り直して、明日は暖かくなる様だから、いつもより長い距離を歩いて、あそこへ行くとしよう!

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編40三味

愛知環状鉄道北岡崎駅から、徒歩10分くらい。
夜から営業のみ、外観店内共に古い作りのいかにも町中華な店である。前もって下調べしたら、チャーハンが美味しいとあったので、期待して入ってみる。

かなり年配の夫婦が営むカウンターしかない席の一角に座って、壁に貼られたお品書きを眺めると、どの料理も結構な値段だ。
何かある度に便乗値上げして、この状態になったのか?はたまた老後を安穏と暮らす為にがめついのか?並んでいるスナックや飲み屋の酔っぱらいから巻き上げるためなのか?理由はわからないが、およそ町中華としての良心的な価格とはかけ離れている点で全く好感が持てない。
まあ味が納得するものならばと、手痛い出費と思いながら、いつもの二品を注文してしばし待つ。

《ラーメン、チャーハン》

まずはラーメンから…中途半端に返しのきいたスープに面食らう。
麺の茹で具合はまあまあなれど、絡んだスープが不味くて箸が進まない。
具材はナルト、チャーシュー、モヤシにゆで卵のハープ薄切りとショボいにも関わらず600円というふざけた値段で、かろうじて食べられる代物だった。

次にチャーハン…パラパラ感はあるものの、味付けが下手で美味しくない。
細かく刻んだチャーシューは脂身だらけのモノばかりで、よくこんなレベルの低い出来上がりの品に750円という価値をつけたものだと、ずっと不快な気持ちで食べ続け、評判はガセだったという結論に至る。

昨日訪れた値段相応な『珍味』や、ランチならばこちらのチャーハンとほぼ同じ値段で、他に色々付いて満腹になる『くっちゃん』に比べ、ただ古いだけの町中華と呼ぶにふさわしくない処と言えよう。

なので味は標準以下、値段はぼったくりに近いこの店に今後行くことは、決してないだろう!

岡崎町中華巡り、残すところあと二軒…その前に口直しをしようか?迷うところだ。

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編39珍味

JR岡崎駅から、徒歩20分くらい。
又は、名鉄バス停南公園北から、徒歩3分。
『萬珍軒本店』での不完全燃焼を『くっちゃん』で払拭しつつも、ラーメンリポートの為、敢えてチャーハンを頼まなかったことから、翌日にまた行ってチャーハン定食を食べてしまったという愚行の後の次なるターゲットがここである。

かなり古くからあるお店なのだが、もう少し歩くと『三田製麺所』があるし、向かいの通りには『末広』があったりするから、存在は目に止まっても、常連客以外はそちらに流れがちだ。

年配の夫婦が営んでいる店内は、外観より小ぢんまりしていて、落ち着いた雰囲気がする。
3席しかない狭いカウンターに座って、ランチメニューのコスパの良さにビックリしつつ、お目当ての二品を一緒にいただけるモノがないかと通常メニューをじっくり眺めた後に注文した。

《炒飯ラーメン付》

そこそこいい塩梅に茹で上がった細麺は、スープに絡んで口にスルスルと入っていく。
黒っぽいチャーシューは味が濃くてメンマと同様に柔らかい。ゆで卵半分が乗っているのはわかるが、醤油ラーメンにコーンが少々入っているのは何でだろう?その理由は後ほど…。

炒飯の味がかなり薄くて、細かく刻んだハムやチャーシューでもそれを補えない。
そこで醤油ラーメンのスープのお出まし…実は食べていくうちにスープがだんだんしょっぱくなっていくため、あっさりしすぎな炒飯の味変に丁度良いのだ。
加えてラーメンだけで食べる場合には、コーンの甘味がスープのしょっぱさを和らげてくれることに気づいた。

まあどちらの品も出来ばえとしては普通で、昔からある味と言えよう。
なので、機会があればランチのお手並みを拝見してみたいと思う。

さてお次は、岡崎の花見が始まる前にあそこへ行くとしよう!

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編37萬珍軒本店

名鉄バス停厚生町から、徒歩4分くらい。
自分がよく通っていた蒲郡の『萬珍軒』が閉業してどれだけの年月が経ったのだろうか?
豊橋に一軒、西三河では刈谷、幸田、安城(閉業)、岡崎に二軒ある中華料理店。
仕事の道すがら、それらを見つけても何故か素通りしていたが、無性に「萬珍飯」が食べたくなり、本店を初めて訪れてみた。
各店によって微妙に味が違うらしいので、ラーメンも合わせて頼んで、自分が求めている懐かしいモノか否かを確かめてみるつもりだ。

さて、メニューを見てみると何だか変なセットになっていた。お目当ての二品を両方いただけるのはいいが、どちらもミニサイズで1000円也?
この値段なら、通常は普通盛りとミニラーメンだと思うのだが…。
どのくらいの量とか、いろいろ聞くのも面倒だから、さっさと注文を済ませる。
伝えるまでの間、店員が顔に当たるくらいお盆を近づけて待っているのが、かなり鬱陶しかった。

《萬珍飯、醤油ラーメン》

予想はしていたけれど、どちらもお子様向けかと思うくらい、めっちゃ少ない!
高級中華料理店を気取っているのだろうか?この時点でリピートは一切しないと決める。

挽き肉、玉ねぎ、筍を味噌で炒めてトロミをつけたモノを御飯にかけ、その上に揚げた豚肉を乗せたのが萬珍飯。
うーん、味は悪くないんだが、今は無き蒲郡店の様な庶民的な味を望んでいたため、上手くまとまり過ぎて微妙である。
ただ、半分以上が脂身だった蒲郡店の豚の唐揚げに対して、柔らかくて美味しい肉なのは救いだった。
とは言うものの、きっと普通盛りであれば三切れくらいあるのが、ミニであるが故に一切れしかなくて非常に残念だった。

次の品へいってみよう!
蒲郡店の醤油ラーメンは、『王将』と同じ様な和風出汁のきいたスープと記憶していたので、本店が全く違うのにいささか驚いた。
鶏ガラベースのしょっぱい味で、麺と絡んでよく合うが無難…ミニサイズなため、チャーシューは無く、ショボいメンマとネギのみの具材な素ラーメンで、物足りないことこの上ない。

今回は完全に注文を見誤った。
かなりコスパが悪いお試しセットもどきに、お腹も舌も両方満足しなかったので、また萬珍飯が食べたくなったとしても、別の支店で蒲郡店に近い味を求めることにして、本店へは二度と来ることはないだろう。

こりゃ、反動でどか食いしたくなるな…ということは、次はあそこに行くとするか!

更新履歴:岡崎編38のリポートは、2年前書いたブログに追記した『くっちゃん』になります。
興味のある方は、店名にて検索して下さい。

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編36中国屋

愛知環状鉄道北岡崎駅から、徒歩6分くらい。
ようやく愛知環状鉄道TOICAが使えるようになり、公共の交通機関を利用する人にとって便利になった。それを記念してという訳ではないけれど、愛環線付近にある町中華へ行ってみることにした。
駅を出て真っ直ぐ歩き、セブンイレブンのある所で左に曲がればすぐ看板が目に入る。

営業中の札がかかると、常連とおぼしき客が絶えることなくやって来て、相席は当たり前あっという間に満席に…ランチを頼む人よりは、長年通っている客が自分のおいしいと感じている料理を注文することが多いのに気づいた。

それらを60代になった花澤香菜っぽい女将さんが控えめながら愛想良く応対していく。
白髪混じりの店主が一人で調理しているため、出来上がるのに結構な時間を費やすが、そこはじっくり待ってみる。
では、いただきます!

《ラーメン、チャーハン》

スープは水っぽい醤油味なので、すかさず胡椒で味を調整する。細麺の茹で具合は柔らかいから、ノビない様に早めに食べなければならない。
値段相応の具材は、海苔とメンマにネギ。
チャーシューは小振りながら良い味で美味しかった…とまあ、中華料理店のラーメンとしては普通よりちょっと残念な出来だった。

パラパラ感のあるチャーハンは、かなり薄い塩味で、炒めた時にやや焦げてしまったらしい溶き卵と米粒が香ばしさでそれを補っており、加えて薄切りのハムで味のバランスが保たれているのだけれど、無難である。

よって、もしまた訪れるとしたら、お目当てのラーメン屋が臨時休業だったりした時だろうと思う。

ただ、自分の傍らで食べていたお客のランチが美味しそうだったので、気まぐれにリピートするやも知れない。

といったところで、3月は岡崎の町中華巡りを引き続きしていく予定である。
来週は、今は無きあそこの味を求めて…。

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編35百合家

名鉄バス大樹寺から、徒歩3分くらい。
知立安城の夜営業のみのラーメン屋を後回しにして、岡崎方面の町中華巡りにやって来た。
バス停のすぐ先にある『来来軒』を通り過ぎて、信号渡って右に曲がれば目視できる場所にあるこちらのお店は、以前は『呂家楼』という名称だった。

かつて職場の上司が綺麗な女店主目当てに通っており、自分も随分前に連れて行ってもらった覚えがあるのだが、中に入って見ればその美貌は衰えず…カウンターのみのめっちゃ多い椅子の一つに座って、ランチを注文する。

《百合家ランチ、D炒飯+ラーメン》

スープはどこにでもある普通な醤油味で、具材は海苔一枚、かなり味が染み込んでいる濃いチャーシューにネギとシンプルである。
麺が茹で過ぎで柔らかく、コシが欲しいところなのだが、これもほとんどの町中華ラーメンの特徴の一つと納得するしかない。
全体的に無難な味ではあるが、チャーシューを別に頼んで味を確かめてみたいと感じた。

次にチャーハンだが、しっとりほっこりやさしさに包まれた温かい炒飯である。
特に秀でたところはないけれど、何だか気持ちが穏やかになる味付けで、また食べたいと思った。

おそらくどの一品を取っても、作業的に調理をこなしていくだけではない、暖かみのある家庭的な中華料理の様であるといえよう。

初めて訪れたお客ですら、落ち着いてしまう雰囲気なのは、ひとえに店主の人柄ゆえで、この先常連も増えていくであろう。

移転して斜め真向かいに構えた『まるぎん商店』などに負けず、いつまでも続けて欲しいものだ。

という訳で、岡崎での第一歩はまずまず…次は雨天を避けて、明後日にあそこだ!

三河ラーメン食べ歩き、安城編⑯岩田屋

JR安城駅から、徒歩12分くらい。
安城町中華巡りを終えて、今まで食指が動かず敢えて行かなかったラーメン屋を訪れてみることにする。
色々な味噌ラーメンがメインだった頃に比べ、メニューも様変わりして、オリジナルのラーメン等あるのだが、自分が食べたいと思ったモノは、悉く欠品になっていた。
仕方がないので、お店の名前に特製と名の付く味噌ラーメンを注文してみる。

岩田屋特製みそらーめん》

味噌のコクや旨みが全く感じられないスープで、麺もありふれた中太麺といったチェーン店とかにありがちな代物だ。
おそらく具沢山なのが特製と名づけた所以なのだろうが、ランチに入っていないチャーシューは分厚いけれど美味しくないし、モヤシやメンマもお粗末なモノだった。

ゆで卵一個が半分に切り分けられて乗せてあるのが腹の足しになるくらい…しかしながら、どこか良い部分を探そうとしても見当たらず、頭の中で口直しに他へ行くことばかり考えてしまい、機械的に食べていくのみで、結局スープを大量に残して店を出ることになった。

とりあえず足跡を残したが、二度と訪れることはないだろう。
というのも、食べている途中で入ってきたお客が煙草をいきなり吸い始めて、その煙が自分の方に漂って更に不味くなったからである。
分煙の配慮がないのは、古くからある飲食店に見受けられることもあるが、こちらの様にキレイな店構えなのにそれがなくて残念だった。

さて、残す一軒は夜営業のみなラーメン屋だから、別の町に移動するとしよう…ルーラ!