三河ラーメン食べ歩き、刈谷編④麺場 帆月

JR 東刈谷駅から徒歩8分くらい。
先週休みだったので、リベンジにやって来た。
時代劇のゲストの寄せ集めに内藤勘解由が混じっている『美しきチャレンジャー』のような似たり寄ったりなラーメンに飽きてきた今日この頃、個性的な味を求めつつも、自分の好みに合ったモノを見つけるのは、なかなか難しい。
そこで、創作ラーメンと呼ばれるところへ敢えて飛び込んでみる。
飛び魚ターンで引き返すことになるや否や?

店内に入ると、思ったよりもかなり広い。
とても愛想の良いお姉さんに好感が持てる。
外にあるメニューとカウンターに置かれたモノが若干違っていたため、目当てのラーメンがあるか尋ねてみると、今はないらしい。
あてが外れたので、どうしようかメニューとにらめっこ。
そこへ店主が現れ、作ってくれると言ってくれて、大変恐縮してしまった。
何ていい人達なんでしょう!今どきの無愛想なラーメン屋に比べたら、月とすっぽん、トンビに油揚、カツオに花沢さんだ!
全く意味の無い三段落ちを考えているうちに、注文したラーメンがやって来る。

2017/7/18
にんにくブラックそば、まぜ御飯

鶏そぼろに卵を混ぜたチャーハン風のまぜ御飯、先にきたので、少しだけ口にする。
モグモグゴンボ林家こぶ平、まあまあな味付けである。ラーメンの味を損わない微妙な加減がいい。
……で、しばらくして着丼。
いつもの様にレンゲで掬って一口、ピリピリピリッ…ローストされたニンニクを麺と絡めて……ピリピリピリッ、いやぁ刺激的な味だ!
スープを飲む度に汗が吹き出し、半分くらい食べた辺りで鼻水も出てきた。
チャーシューやメンマは月並みな味だけれど、ここにしかないブラックな感覚が味わえる。

おそらく、他のラーメンも唯一無二な横溝正史シリーズの『三つ首塔』のような濃い俳優陣が集まった感じなのだと推測できる。

また試してみたい衝動に駆られてしまい、まだまだ東刈谷方面に赴く日が続くようだ。

三河ラーメン食べ歩き、刈谷編③麺びより まるやす

名鉄三河線小垣江駅から徒歩12分くらい。
住宅街ばかりで殺風景なところなので、美味しいラーメン屋が無ければ一生来ることはなかったであろう場所。
時間的に人影もまばらで、閑散としている。
緩やかな登り坂を汗だくになりながら、まるやすのテーマ曲を口ずさんで歩いて行く。
マルヤスソ、チャッチンモッテッテ~ドラソドクーサーラ♪
碧海信用金庫を目印に右に曲がって、結構目立たない場所にあるのだが、客は昼前だというのにひっきりなしに入って来る。

2017/7/13
特製鶏白湯つけ麺

まずはつけ汁だけを少し口に含む。
鶏と魚介が合わさったやや甘めの味に、酸味がほのかに入っている絶妙なバランスに美味い!と心の中で呟く

次に麺を一本だけ浸して啜ってみると、面白い食感がする。
…と軽く楽しんだ後で、具材を一緒に食してみた。
チャーシュー→炙り具合やトロリと溶ける少なめの脂身が癖になる。
メンマ→まあ普通。
海苔三枚→麺を包んで汁にたっぷりつけて、それなりにイケる。
食が進んであっという間に平らげてしまった。

わざわざ此処まで足を運んだ価値は充分にあり、別のモノも食べてみたくなった。
足繁く通うことは出来ないけれど、必ずマッハロッドで来るぞ‼と誓ったオジャパ麺であった。

三河ラーメン食べ歩き、刈谷編②麺家 烈、安城美園店

JR 東刈谷駅から徒歩7分くらい。
『帆月』に行く予定だったのだが、店の前に「人手不足のため今週昼間の営業は休み」と書いてあり、魔性の女帆月里緒菜にふられ気分でロックンロールで踵を返して駅へ戻る。
ファミリーマートまでの下り坂を、ささやかな僕のラーメン人生と歌い上げながら、右折してしばらく歩くと『麺家烈』の看板が見えてくるので、矢印に従い進むとすぐに見つかった。
なれど正午に近い時間帯に着いたため、5人ほど並んでいる。そして、自分が並んだ後ろにもどんどん人がやって来る。
裸の王様がやって来た、やって来たぞー♪
汗だくの身体をバスクリンの入った湯船に入ってスッキリさせたい気持ちを我慢しつつ、待つこと数十分でようやく案内される。

2017/7/11
赤坦々麺1辛、煮玉子

坦々麺の上に白髪ネギがきれいに乗っており、見た目はなかなかである。トッピングに頼んだ煮玉子は、別皿にのせて客の好きなタイミングで入れる様にしてあるのは、先ずスープをちゃんと味わって欲しいということなのだろう。
敢えてベースな味を探る目的で、普通の辛さにしたスープをレンゲで掬って一口含むと、コクのある辛さに白胡麻の風味が広がる。
やや柔らかい茹で加減の細麺も、ミンチに絡ませて食べるとまあまあだけれど、個人的には『みやち家』の麺の方が好きだ。
麺の好みが草野大吾と松山照夫のような違いだけであって、坦々麺としてはかなりイケると思う。

ラーメンを注文せず、チャーハンと餃子だけ注文するお客がいるということは、それなりに美味しいのだと感じ、他に食べてみたい気になるラーメンもメニューにあったので、次回はもっと早めに来ようと思った。

三河ラーメン食べ歩き、刈谷編①大岩亭

JR 東刈谷駅から徒歩10分くらい。
ゆうひが丘ではなく、刈谷安城の境目の緑町にある。
風変わりな店主に、上手に店を切り盛りしているおかみさんは、由美かおるに全く似ていない。
知り合いが話の種に食べてみたいと言ったので、先入観を与えない程度にどんなラーメンかを伝え、同行する。

2017/7/6
大岩ラーメン特鳥

手のひらにすくって喉に流し込むほどサラサラでないし、澄んでもいないスープはカレーのルーよりもどろどろしている。
なので、不器用で強くやさしいつながりが築けるわけもなく、ひたすら口に運んでいく。
埋もれている麺を食べても食べてもスープが一向に減っていかない様に思えるのは、魔法のどんぶりを使っているからか?
けっこう臭みのあるチャーシューやら、どろどろスープに混じっている細かい固形物が、妙な舌触りを感じさせる。
好きな人には青春ど真ん中だろうビックリマークな濃い味だが、私の口には合わなかった。
知り合いは、苦労しながら半分くらいスープを残してギブアップしていた。
要は、初めて来店する人は普通のメニューで味に馴染んでから選んだ方が良いということだ。

東刈谷付近のラーメン屋は、個性的なところが集まっているような気がする。
自分の好みに合ったラーメンは、今のところ少ないけれど、大岩亭も含めて再度訪れたい地域である。

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編④ラーメンたじま

愛知環状線名駅から徒歩5分くらい。
たじまと言っても柳生一族ではない、ましてや裏柳生でもない。
ローソンのある道沿いに行くと、ハードオフの丁度向かい側にある。不定休なので、もし休みだった場合のために『くっちゃん』へ食べに行くという保険をいつも作っておく。
昔ながらのラーメン屋さんといった感じの、地元民しか知らない存在だったが、最近はそうでもないようである。
無口な職人気質の店主と愛想の良い奥さん、店の雰囲気に好感が持てる。
随分前に行ったきりだったので、今回は夏場を乗り切るラーメンを注文してみた。

2017/7/4
スタミナラーメン、餃子

見た目、台湾ラーメンっぽい。
ニラや細かい牛スジが浮かんでおり、スープは見るからに辛そうな色をしているけれど、台湾ミンチはないから名称はスタミナラーメン。
一口スープをすすれば、やはりそこそこ辛い。
細麺を持ち上げて絡ませると、しっくりくる。
いろんな具材を一緒に食べながら、隠れているやわらかニンニクを探す。
ラーメンとしては普通の味だが、やわらかニンニクを舌でフニャッと潰して、細麺と合わせて食するのが、来た時の楽しみだ。
そして、辛口スープをベースに味噌を加えたのがスタミナ味噌ラーメンで、柳生烈堂の眼帯の位置が第一シリーズと第二シリーズで右から左に変わったような味になっている。
餃子はまあまあで、ランチサービスで小ライスもついてお腹一杯に。

他にも昔ながらの醤油ラーメンと思わせて、ちょっぴり違った仕上がりにしていたり、週替わりのメニューの中に掘り出し物があったりする。

口に合ったり、合わなかったりするラーメンがあるにも関わらず、何故かしばらくすると覗いてみたくなる店である。

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編③自家製麺 公園前

JR 岡崎駅から徒歩8分くらい。
以前にも書いたが、岡崎はメガドンキで買い物する用事がないとめったに行かない。
ついでにラーメン屋による訳だが、岡崎のラーメンはどうも自分の口に合わないモノが多く、あまり印象が良くない。
そんな中で、しばらく通いつめたのがこのお店である。
場所的にわかりにくいところにあるし、ラーメン屋ですと表示がなければ、名前だけで何をしている店か(?_?)な感じで、オープン当初はお客も少なめで、隠れ家みたく心地よかった。

«特製塩そば»
透明なスープを口に含むと、あっさりながらしっかりとした味が伝わってくる。
もっとも、塩ラーメンを得意とする他の店とさほどの変わりはなく、クロエ·サリバンとうえだ峻くらい似通っている。
白髪ネギも定番で、食後に口の中に残るのが苦手なので、速やかに食して処理する。
で、自家製麺はそこそこ良いけれど、量が物足りなくて全体的には残念かなあ、と思いながらチャーシューを口にしたら、これが燻製にしてあってなかなかいける!
癖になるチャーシューのためにだけ、また来ようと思った。

«濃厚魚介らーめん»
どことなく家系のラーメンっぽいスープの色に、これをメニューに入れたのは、調理する方の得意分野なんだろうと思いつつ、口に含めば魚介の風味が口に広がる。
麺は太めで個性的なスープによく絡んで、燻製チャーシューと合わせて食べれば、まあまあ良い仕上がりになっていた。

«特製塩つけめん»
若干つけ汁の塩味に工夫がされているが、食べていくごとに味がボヤけてしまうのはやむを得ないところか…。

«辛つけめん»
そのまま注文しても、辛いのが苦手な人にはかなりピリピリ舌にくる。
それが堪らないかどうかは個人差があるので何とも言えないが、次第に汗だくになる。
これまた特徴のある味で少しだけ楽しめた。

燻製チャーシュー食べたさに何度も通っているうちに、お客も開店してすぐに一杯になるほど繁盛してきた様で、また顔を忘れられた頃に行くことにした。

三河ラーメン食べ歩き、安城編②つけめん舎一輝Anjo

JR 安城駅から徒歩20分くらい。
Googleマップの経路案内通りに歩くと、あちこち曲がってわからなくなるのは何でだろう?
かといって、スマホでいちいち現在地を確認しながら歩くと、自分がパックマンみたいに動いている様でなんか嫌だ。
という訳で少し遠回りになるけれど、駅から真っ直ぐ松屋が見えるところまで来てから、左に曲がってそのまま行けば見つかる道順にした。

ずいぶん前に、岡崎の本店に行ったが、その時食べたつけめん元味が全く口に合わないのと、常連客贔屓で不親切な接客に不快感を覚え、二度と行かないことにした。
それから、かれこれハレホレ数年が経ち、ハイジなマコちゃんが好きな私も少しは大人になり、安城の店で何となく食べてみようと思い、やって来たのであった。

«味玉まぜそば黒、ニンニク入り»
食券購入ボタンが足りないらしく、黒か白かは渡す時に聞かれる。接客の役割分担がしっかりしていて気持ちいい。
賽の目に切られたチャーシューは、他のメニューとほぼ共通で味は今一つ。
麺は太麺ながら、茹で具合は丁度良くタレと絡めるとなかなか美味しくて食感も良い。
追い飯も普通で、まぜそばに特筆すべき点はないけれど、全体的に悪くはない。
醤油ベースのまぜそば白も後日食してみたくなった。

自分にとって、本店よりは分店の方が相性が良いのは、安城ソウルフード北京飯にも共通する。
浜村淳と浜村純みたいなものかと思いながら、そこそこの満足感で店を出たのだった。