三河ラーメン食べ歩き、刈谷編22肉汁つけうどん喜竹

名鉄小垣江駅から、徒歩12分くらい。
うどん屋として生まれ変わった『麺びより まるやす』、こちらのブログもタイトルを『三河麺類食べ歩き』に変更して肉汁つけうどんのリポートを…と思いきや、常連客からの要望で「ぱいたんラーメン」と「ぱいたんつけ麺」が復活しているとの情報に、1年以上前まで足繁く通った場所へ向かって、炎天下の中を汗びっしょりになりながら歩いていく。

店内に入れば以前と全く同じ内装で、表の看板が違うだけ、当然ながら店主も同一人物でコピーロボットではない。
あの味がもう一度食べられる…迷わずつけ麺とお気に入りのチャーシューを券売機で買い求め、出来上がりを楽しみにカウンターに座って待つ。
岡崎の二号店とは大違いな仕事ぶりと接客、味の良し悪しもこういうところから決まってくると改めて感じた。

《ぱいたんつけ麺(冷)、角切りチャーシュー》

麺が冷やされていてもつけ汁は温かいから、実際は温めのつけ麺を食べていることになる。
だが、それを差し引いてもありあまる美味しさがあるのは流石だ。
そして、以前は最初から酢がちょっぴり入っていて、酸味と甘味が絶妙なつけ汁だったが、後から卓上にあるそれで客の好みに味変する様になり、個人的には有り難かった。

単なる並盛りにしたら、具材はネギ、メンマとわずかばかりのチャーシューで物足りなくなってしまう為、トッピングとして5枚入りの角切りチャーシューを追加したのであるが、味は言うまでもなく非常に食べ応えがあって、ランチサービスのライスと一緒に口にすれば、すっかり満腹に…。

久々に満足のいく一品を堪能し、日を置かずに再訪して、今度はうどんを食べてみようと心に誓い店を出るのだった。

さて、次回はお盆休みと台風が過ぎた頃に2周目となるあのラーメン屋を訪れる予定。
それまでカップ麺だけで我慢出来るだろうか?

ではまた!

三河ラーメン食べ歩き2周目(5)自家製麺ら~めん かり屋

夏といえば冷やし中華。そして、個人のラーメン屋が馬鹿の一つ覚えの様にこぞって季節物として出すのが、汁なし冷やし担々麺やカレーラーメンである。
夏バテ防止の意味はあっても、経験上その手のラーメンを食べて美味しかった記憶が無く、量が少なめで物足りないと思ったことしきり、ここ数年は注文していなかったのだが…。

個人的に好きだった冷やし中華は、蒲郡の『北京』が改装する前のモノで、当時の冷やし中華が600円くらいの相場だったにも関わらず、950円という強気な値段であった。
いつの間にか高級中華料理店だと勘違いする様になってしまい、かつての料理人もいなくなって味が落ちた為、もう行っていない。

さて、蒲郡の某ラーメン屋は煮干しの扱い方が下手くそで味が不安定なのに比べ、こちらはクセの無い飲みやすい煮干しのスープなので、定期的にリピートしている。
…で、常々限定麺としてあった塩担々麺を、今回リポートするにあたり初めて所望しようと思ったら、冷やしラーメンに変わっていたので、不本意ながら頼んでみた。

《冷やしラーメン》

透明で綺麗な冷たい和風出汁のスープは、なかなかの出来である。
ここで懸念されるのが、麺類だけでなくキンキンに冷えた食べ物は、食べていく内に味覚が鈍感になっていくこと…。なので、味ははなから濃い目にしておかないと美味しさが半減どころか全くピンと来なくなることになりかねない。
よって、よほど腕に自信がない限りは、従来からある冷やし中華の様な強い酸味や、激辛でお茶を濁す訳で、手抜きと言っては語弊があるが、夏に冒頭で述べた季節物ワンパターンメニューが多い所以でもある。

かくいうこちらの冷やしラーメンも薄味なため、麺とスープが一体になるのは最初の数口だけで、加えてスライスされたレモンの風味が浸透するに至っては、何とも不可思議な味変になってしまったと言えよう。

ただ試みは悪くないので、そのままの味を維持出来る様に改良すれば、かなり箸が進む一品になるだろう。

具材は、白髪ネギ、プチトマト、メンマ、チャーシュー、レモンスライス三枚にキャラ絵のカマボコ。

この中で麺やスープと一緒に食べて味を生かしてくれたのは、柔らかくて食べがいのあるメンマと甘味が口に広がり面白い旨味を出してくれたプチトマトくらいで、チャーシューは今一つだった。
頃合いを見計らってスライスレモンを丼から取り除かないと渋味で台無しになるので気をつけねばならないのと、量はやはり少ないから物足りなさがあるのは已む無し、全体的にはまあまあの出来ばえだと思う。

いずれにせよ、前回の家系ラーメンを食べた帰り道は熱中症になりそうだったが、ひんやり落ち着いた気持ちで帰途につけたのは助かった。
季節が変わったら、また限定麺も違う品になるだろうから、その頃にリピートするとしよう。

さて、お盆前にあそこへ行きたいのだが、混んでないことを願うばかり…いざ参る!

三河ラーメン食べ歩き2周目(4)ラーメン家

本当は幸田にある大衆食堂で、十数年ぷりに中華そばを食べる予定だったのだが、店主の体調が思わしくない様で、ここ数週間臨時休業になっているという情報を得た為、急遽変更することにした。

店を畳む前にもう一度と思ったが、このまま閉業してしまう可能性が非常に大きく残念だ。
テレビ取材の後にわんさかやって来た客のせいで無理が祟ったのだろう。
齢80過ぎても地元のお客のために自分のペースで営業していたのに、全くテレビ局は罪なことをするものだ。
つくづく幸田のラーメンとは相性が悪いと感じながら、猛暑の中、安城の町をとぼとぼ歩いて目的地に着く。

例によって2周目なので、いつもは食べないモノを注文してしばし待つ。

《塩ラーメン大》

醤油よりも獣臭が強く感じたため、三分の一くらいそのままいただいた後に、ニンニクを少々入れて味を変えてみた。
すると自分好みの味になったので、具材やスープを麺に絡めてズルズルと箸を止めることなく口に運べる状態へ…大盛りなのにどんどんお腹に入っていく。
やはり醤油に比べ、出来ばえとしてはやや劣るところはあるけれど、見た目だけ家系な昨今のモドキとは一線を画しているのは確かである。

たぶんいつもと違う空気の読めない一般客が来て、忙しくならない為の予防策なのだろう、七夕祭りの日にしっかり臨時休業するところが、如何にもこの店らしくて、思わずニヤリとしてしまった。

また、ふと家系ラーメンが食べたくなったら来るとしよう。
安城の次はあそこに行くつもりだが、さぁてどっちにしようか?せめてお盆前に三軒は回りたいものだ。

三河ラーメン食べ歩き2周目(3)自家製麺公園前

そんな訳で『らぁめんつけ麺喜竹』で食べた鶏白湯がとても残念な味だったため、続けて当初予定していたこちらを一年ぶりに訪れることにした。
2周目であるからには、いつもと違う品を…と券売機を眺めてみれば、以前あったメニューが結構無くなっているのに気づいた。

先程訪れたラーメン屋とは大違いで、きびきびとした無駄の無い動き、もちろん私語なんぞ交わすこともなく、一杯一杯を丁寧に作り上げて提供する姿勢が見ていてとても気持ちいい。
ぶっちゃけここに自分が来る目的は、燻製チャーシューが食べたいが為であるので、ラーメンの味は二の次である。
ほどなく着丼…では、いただきます!

《醤油ラーメン》

一歩間違えるとうどんを食べている様な錯覚に陥る醤油ラーメンである。
魚介の和風だしがよく効いたスープで、色々とこだわっているのはわかるが、もうひと捻り欲しいところ…しかしながら、太い麺に実によく合い箸は進むので、創作麺として割り切ることにしていただいた。

出来ばえとしては、まあまあといったところ…で、お目当ての燻製チャーシューは仕様が変わってしまったのか、以前に比べ全く美味しくなかった。あのクセになる味はどこへ行ってしまったのだろう?
単に醤油ラーメンに合っていないだけかも…と、隣で塩そばを着丼された客の中身をチラッと見たら、やはりこちらもマイナーチェンジしている様
に感じられた。

連食で膨らんだお腹をさすりながら、夏休みが明けて店が落ち着いた頃に、改めて塩そばの味を確かめてみようと思ったのだった。

さあ、蒲郡豊橋→岡崎と来たから、次の2周目はあそこへ行くぞ!

三河ラーメン食べ歩き、岡崎編45らぁめんつけ麺喜竹

名鉄宇頭駅から、徒歩20分くらい。
町中華のお店を回っている間に新しく出来た『大夢』があっという間に閉業してしまい、行きそびれたその跡地にそのままの状態で開店したのがこちらとなる。
最寄りの公共交通機関から行くにはかなりの距離がある為、しばらく訪れるのを躊躇っていたのだが、刈谷の小垣江にある本家の『肉汁つけうどん喜竹』は、かつての『麺びより まるやす』がうどん屋に鞍替えした店であるから、その二号店に興味が沸いて重い腰を上げることになった。

三河地方で食べたつけ麺の中で、一番自分の口に合ったモノがまた食べられると期待して入ったのだが、はてさてその結果や如何に?

『まるやす』の面影が残っている様に見えたラーメンを券売機で買い求め、カウンター越しに店主へ食券を手渡す。
頭の悪そうなアルバイトのお姉ちゃんと調理中ずっと喋っている店主の姿に、近頃流行りのズブの素人が一から学べるラーメン塾で習ったことをマニュアル通りにしか出来ないプロ意識の欠片も無い仕事ぶりに、先程までの期待が脆くも崩れ去り、すっかり食べる気が失せてしまった。

しばらくして常連客が入ってくると、今度はそちらと話し始めるお姉ちゃん…ダメだこりゃ!

《ぱいたんラーメン》

スープはまともだけれど、何処にでもある鶏白湯、無難な味でまあ食べられる。
…が、それ以外は全くお話にならない。
麺の茹で具合は中途半端で食べにくいし、炙った焼き目が美味しそうだが、臭みがあって見かけ倒しのチャーシューにしょぼいメンマと、他にトッピングしようが、卓上の調味料で調整しようが何ともならない出来ばえだ。

とっととお腹に詰め込んで宇頭駅に戻ったものの、満足感ゼロなので、ついでに『久留米ラーメン大幸』まで行こうかと思ったが、流石に更に5㎞近く歩く気力は持ち合わせておらず、JR岡崎駅へ引き返すことにした。

そして、当初予定していたラーメン屋を訪れたわけであるが、そのリポートは後ほど…。

大きな肩透かしを食ったリピート皆無な店…近いうちに本家の肉汁つけうどんで口直しに行くとしよう!

駿河ラーメン食べ歩き 湖西編⑦中央菜館

JR新居町駅から、徒歩12分くらい。
遥か昔に確かに行った記憶はあるのだが、見落としていたため、味の確認に再び湖西にやって来た。
建物にあった店の名前も年月と共に消えてしまい、入口に無地の白い暖簾が掛かることで営業中とわかるのは、常連客くらいだろう。店主のやる気の無さが、店の顔とも言うべき所に如実に表れていると言え、一抹の不安がよぎる。

白髪混じりの物腰柔らかな年配の女将と、先代が亡くなっておそらく後を継いだと見受けられる息子の二人で回している。
注文後、何かにつけて母親につらく当たっている様子を見て気分が悪くなり、早いとこ食べて出ようと待っていたのだが、手際が悪くてなかなか出来上がらない。

《老麺、炒飯》

先ずチャーハンが差し出される。
見た目は何処にでもある感じの代物だが、レンゲで掬って一口食べると、あまりの不味さに閉口…冷凍炒飯より飯が固く、家庭で主婦が作る炒飯よりも味付けがお粗末で、よくもまあこんなモノを恥ずかしげもなく出せるなぁと呆れてしまった。

追い打ちをかけるかの様に、ラーメンを口にした時には、スープの味とチャーハンのスープが全く同一といった状態に手抜きこの上ないことを確信、単にしょっぱいだけのチャーシューを噛みしめた後に、数時間経ったら確実にお腹を壊す二品をどう処理したものかと箸を止めてしばし思案する羽目になった。

結局、口直しに食す予定のデザートを頭の中で想像し、舌をわざと鈍くして何とか完食。
店に入った折りや、食べ終えて出る時も一切「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の一言も無い店主とおぼしき息子を遠目に見て、二度と来るものかと誓うのだった。

先代の頃は繁盛していたであろう町中華のお店…女将さんの姿が弱々しく見えて大変気の毒に思えた。

さあ、次はもっとまともな処へ行こう!
今度こそ本当にさらば湖西!!

三河ラーメン食べ歩き2周目(2)中華そば 政次郎

豊鉄バス停牛川から、徒歩2分くらい。
昨日臨時休業だったので、しつこくやって来たら営業していて、ようやく移転後初の訪問が叶う。
開店10分程度で満席になったが、ほとんどが常連客で、以前ほど繁盛しているという印象は受けなかった。
実に2年と3ヶ月ぶりでメニューを眺めて見れば、移転前にあった看板の塩ラーメンが無くなっている以外はさして変わらず…仕様に違いがあるのだろうと推測し、オススメの定番二品をセットで注文してみた。

《中華そば、カレーセット》800円+500円

あっさりし過ぎて味が全く無かったり、味がぼやけて上手く説明しづらい料理を食べた時に表現するのに『優しい味』という言葉を使って角が立たない様にすることが多い昨今、こちらの移転前の塩ラーメンが正にお湯でおいしくないとハッキリと酷評した記憶があるが、今回いただいた中華そばのスープはそれほどひどくはない。
ひどくはないが美味しいわけでもなく、明確にスープのまろやかさがわかるのはカレーライスを口にした後である。
なので、余程舌が敏感でない限りは、その旨味を感じることなく食べ終えてしまうだろう。いずれにせよ、雑煮の汁もどきだった移転前の醤油ラーメンに比べれば少しはましになったけれど、自分の口には合わなかったとだけ言っておこう。

チャーシューや味付け玉子、しょぼいメンマは想定内で、麺はよく合った感じだからスープの改良が今後の課題といったところか…なれど無化調とはいえ、コスパが良いとは思えない。

因みに自分が優しい味という表現をするのは、食べて気持ちが穏やかになる時のみである。

一緒に頼んだハーフカレーはこれまた微妙で、時折スパイスがピリッと口の中に広がるものの、普通っぽさは否めなず、単品で注文するよりも、ラーメンと互いの相乗効果でもっているような一品だった。

昨日に続き、結局のところ足跡を残しただけ…リピートは周辺のラーメン屋が臨時休業だった時くらいだろう。

さて二日間腹いっぱい食べてしまったので、来週までに体重を元に戻して、次にあそこへ行くとしよう!